こころ花のビタミン絵・美・詞

自然の美しさも、造形作品の美しさも、人間の心を安らかに慰め、洗い清め、励まし力づけてくれる親しさがあります。だからこそ人間は美にあこがれ美を愛するのでしょうか。

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時の旅人

人間は「時の旅人」である。
ふだん時間は機械的に流れていく。
腕時計を見ながら生活に忙殺されている。
しかしどんな人にも、ふと我に返る瞬間がある。
そのとき人は、時間の底知れぬ深淵にはじめて
気づくのである。

                                   「月は東に」  森本 哲郎




2010-9 002
短冊「蕪村の句」 梶原 嫦人
「秋風に おくれて吹くや 秋の風」




2010-9 004
絵粉引鉢 (陶芸) H 7.0×W 22.5  井上 東也   
                 (秋風になびく葛の葉に見立てて)





2010-9 001

「あけびとブルーサンゴ」 水彩画 36×55   羽生 出




「秋風について」
初秋の風を「秋風」と一般に言い、また特に「秋の初風」を言う場合もあり、
晩秋の身にしむような風を言う場合もある。
中国の陰陽五行説では、秋に白を配し「秋風」の事を素風といった。
五行に配して金風ともいう。

「春風」と「秋風」は万葉時代からの熟語であるが、この語はあまり使われず
「秋の初風」の方が歌人に多く使われた。
さらには「初秋風」とも「秋の初風」とも言わないで、意によって自ら匂わす
ような作歌を一層好んだ。その先例は有名な

    「秋立つる日よめる」  藤原 敏行朝臣
 
     秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ 驚かれぬる
 
                                 「古今集」巻4、秋上.169

暦通りに規則正しく四季の巡環があるはずもないが、暦で秋になったと知ると
風の音にも、何かそれらしい変化があるような気がする(歌意)


残暑の中に、秋を知らせる風を詠んだ名句に

      あかあかと 日はつれなくも 秋の風  「奥の細道」 松尾芭蕉


芭蕉が金沢に着いた日は旧暦の7月15日(今の暦で8月29日)のことであった。
金沢で10日間を過ごした芭蕉は、小松へと向かう。道中深まり行く秋を句に残し
ている。

すこしの風のそよぎにも、秋らしさを感じて詠もうとする藤原敏行以来の諷詠の伝統
に通ずる句。

     秋風に おくれて吹くや 秋の風    (与謝蕪村)
 


2010-9 003

先ずは一服如何でしょうか。
瞬時もとどまらぬ時が、その刹那、魂をゆり動かす・・・・・。




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